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先進医療の特徴と治療費について

「先進医療って聞いたことはあるけど、どんな治療があるの?」「実際の技術料はどのくらいかかるの?」そんな疑問にお答えし、知って安心な先進医療のポイントをご紹介いたします。

「先進医療」とはどのようなもの?

特定の大学病院などで研究・開発された難病などの新しい治療や手術は、ある程度実績を積んで確立されると、厚生労働大臣により「先進医療」として認められます。
先進医療を受ける際の診察料、検査料、投薬料、入院料などは公的医療保険が適用されます。
一方、先進医療の技術料は公的医療保険の対象外で、全額自己負担です。
その出費は少額なものから高額なものまで医療技術、医療機関によってさまざまです。

令和4年4月1日現在では、84種類の先進医療について、当該技術の施設の要件が設定されています。

「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症(対象となる疾患・症状等)および実施する医療機関が限定されています。また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご確認ください。

生命保険会社の「先進医療特約」とは?

「先進医療の部分を医療保険で最低限備えておきたい」
という方が増加傾向にあります

「先進医療特約」は、先進医療の全額自己負担部分をカバーするためのもので、所定の限度額の範囲内で技術料に応じた実費相当額の先進医療給付金を受け取れるしくみです。治療・手術などの時点で厚生労働省が認めた先進医療であること、厚生労働省へ届け出た医療機関であることなどが、給付の条件となります。

先進医療の自己負担のしくみ

【例】総医療費が100万円、うち先進医療に係る費用が20万円だったケース

  • 先進医療に係る費用20万円は、全額を患者が負担します。
  • 通常の治療と共通する部分(診察、検査、投薬、入院料)は、保険として給付される部分になります。
    • 保険給付分=80万円(10割)
    • 7割にあたる56万円が各健康保険制度から給付。
    • 3割にあたる24万円が患者の一部負担金。

保険給付に係る一部負担については、高額療養費制度が適用されます。

厚生労働省「先進医療の概要について」をもとにi保険作成

実際の技術料はいくらかかるの?

がんの治療法にはいくつかの種類があり、外科手術で直接がんを取り除く方法や、放射線でがん細胞を殺傷する方法などがあります。最近の傾向として、単にがんを治すだけではなく、社会復帰に重点を置いた治療をめざすことが求められています。その点、重粒子線治療は、治療した臓器や周辺の組織を保全し、うまくいけばその機能も保存できるという優れた性質を持っています。

重粒子線治療の先進医療に係る費用

1件当たりの費用 3,186,609

年間実績 683

「固形がんに対する重粒子線治療」とは…

先進医療に係る技術料(費用)は、その種類や実施している医療機関により異なります。

厚生労働省 第105回先進医療会議「【先進医療A】令和3年6月30日時点における先進医療にかかる費用
令和3年度実績報告(令和2年7月1日~令和3年6月30日)」をもとに算出

なお、「自由診療」といって、厚生労働省が承認していない治療や薬を使用する診療も存在します。公的医療保険が適用されないため、全額自己負担となります。

主な先進医療と技術料

先進医療技術 技術料
(平均額)
平均入院期間 年間実施件数
陽子線治療 2,649,978円 15.7日 1,285件
重粒子線治療 3,186,609円 5.2日 683件
家族性アルツハイマー病の遺伝子診断 30,000円 - 6件

厚生労働省 第105回先進医療会議「【先進医療A】令和3年6月30日時点における先進医療にかかる費用
令和3年度実績報告(令和2年7月1日~令和3年6月30日)」をもとに算出

先進医療はどうやって受けるの?

先進医療は、一般的な保険診療を受けるなかで、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われます。
先進医療を受ける時は、治療内容や必要な費用などについて、医療機関より説明を受けます。
説明内容について十分に納得したうえで、同意書に署名し、治療を受ける事になります。
先進医療を受けると、先進医療に係る費用、通常の治療と共通する部分についての一部負担金、食事についての標準負担額などを支払いますが、それぞれの金額を記載した領収書が発行されます。
この領収書は、税金の医療費控除を受ける場合に必要となりますので、大切に保管してください。

万一のときも安心して先進医療が受けられるように備えるには?

「先進医療保障付き医療保険」がおすすめです

先進医療に係わる自己負担分をカバーするのが、先進医療保障の特約が付加された医療保険です。
先進医療特約は、先進医療の全額自己負担をカバーするためのもので、所定の限度額の範囲内で技術料に応じた実費相当額の先進医療給付金を受け取れるしくみです。
治療・手術の時点で厚生労働省が定めた先進医療であること、厚生労働省へ届け出た病院であることなどが、給付の条件となります。

保険期間に着目すると、10年ごとに保険料が見直される「10年更新型」と保険料が変わらない「終身型」があります。現時点では月100円前後と安価ですが、長期的に見て先進医療の内訳保険料が変わることが心配という方は、終身型が安心といえそうです。

ここがポイント!

先進医療を受けるには高額な費用がかかる治療があります。金銭的な心配をせずに望む治療を受けるには、全額自己負担となる先進医療の技術料への備えが必要です。

まとめ

先進医療保障付きの医療保険では、先進医療を利用することでかかった技術料が保険で保障されます。また先進医療を受ける場合には指定された病院に行く必要があるため、本人の交通費や家族が付き添う場合には家族の宿泊費などがかかるケースもあります。そこで、商品によっては、先進医療の技術料の保障とあわせて、先進医療を受けた場合一時金が受け取れる保険も販売されています。
こうした保険を選べば、万が一の際にも集中して治療にのぞむことができますね。

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監修者情報

監修者

林田 憲治

(2級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社アイ・エフ・クリエイト)

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スタッフ一同、親切・丁寧に分かりやすくご説明させていただきます。

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