がん保険の主な給付金
がん保険は、がんに特化した医療保険です。そのため、一般の医療保険とは異なる、がん保険特有の給付金があります。
ここでは、がん保険の給付金の種類や、どんなときに受け取れるのかをご紹介いたします。
がん保険によくある給付金
がん診断給付金
がんと診断されたときに受け取れる給付金。
1回のみ受け取れる保険会社と複数回受け取れる保険会社がある。保険会社によってはがん治療給付金などの名称で給付される。
がん入院給付金
がんで入院したときに、入院日数に応じて受け取れる給付金。
支払限度日数は設けられておらず、入退院を繰り返しても、長期入院しても、入院日数分の給付金が受け取れる。
がん手術給付金
がんで所定の手術を受けたときに、手術の種類に応じて受け取れる給付金。
金額は入院給付金日額の10倍・20倍・40倍など。
がん死亡給付(保険)金
がんを原因として死亡したときに受け取れる保険金。
がん死亡給付金は、がん入院給付金日額の100倍などが一般的です。
がん保険によくある給付金とは異なる特徴の給付金
がん通院給付金
がんで所定の日数以上入院し、退院後がんの治療を目的に通院した場合に受け取れる給付金。
入院前の通院に対しても給付金が受け取れたり、入院を伴わない通院の場合にも給付金を受け取れる保険会社もある。
がん退院療養給付金
がんで所定の日数以上入院し、その後退院した場合に受け取れる給付金。
保険会社によっては、在宅療養給付金などの名称で給付される。
がん高度障害保険金
がんを原因として所定の高度障害状態に該当した場合に受け取れる保険金。
がんを原因とせずに高度障害状態に該当した場合は、高度障害保険金が受け取れるものと、その後の保険料の払込が免除となるものがある。
死亡給付(保険)金
がん以外の原因で死亡したときに受け取れる保険金。
がん入院給付金日額の10倍など、一般的にがん死亡給付金より少額です。
がん以外の死亡保障については待ち期間はありません。
上記の他に、契約日から5年ごとなど所定の時期に生存している場合に生存給付金が受取れるものや、特約を付加することによってがんによる先進医療、がん以外の一般的な病気・ケガなどを保障を準備できるものもあります。
監修者情報
監修者
林田 憲治
(2級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社アイ・エフ・クリエイト)
『お客様へ寄り添った案内』をモットーに、
スタッフ一同、親切・丁寧に分かりやすくご説明させていただきます。
掲載している情報は記事更新時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
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